大きく湾曲した入り江に帰ってくる漁船。
心臓の鼓動みたいに定期的に打ち寄せる波の音。
点在する住宅。
決して派手ではないけれど、
生活する人たちの温もりが、そこにはありました。
目の前に見えているものだけでなく、
その背景に広がるものまで感じながら夜景を見る。
そうするととたんに、目の前の光が温もりと味わいのある夜景に変わるんですよね。
帰り道、車を走らせながら丘の上にさっきの展望台を見つけ、
自分達が夜景の一部になっているのをとっても心地よく感じました。
ちなみに・・・
『ブルーライト横浜』という歌がありますが、
横浜の人に言わせると、横浜を色で表すならオレンジ色だそう。
それは、本牧埠頭のライトがオレンジ色で、その印象が強いからなのだそうですが…
なぜ本牧埠頭の照明がオレンジ色なのか、ご存知ですか?
あれはナトリウムライトと言って、
白っぽいライトが真っ黒の影を作るのに比べて、
淡くグレーの影を作るのが特徴なのだとか。
夜を徹して働く人たちにとっては、明るい影の方が働きやすい。
それに安全のため、注意喚起のためにも、オレンジ色がいいのだそうです。
丸々さんの受け売りでした。 |