今回の「空のマッチ箱」を観て、久しぶりにドラマで泣いてしまいました。上川さんの決め台詞で毎回「グッ!」と来るのですが、今回は泣いてしまいました。
マッチ箱が「ピンホールカメラ」だということは途中から解りました。が、彼が救われた「何気ない」彼女のカメラ。ホントの何気なくファインダーを除いていたはずです。
「カメラは一期一会」です。機会は一回しかありません。その一回だけのために僕たちカメラマンは日々奮闘しています。
最後に彼が撮影したモノクロの写真は「笑顔にあふれる子供たち」
彼はひどく不器用だったけど、写真を通して伝えたかったことがあったはず。
上川さんが写真を観て「そうでもなかたっと思うよ」って言ったシーンで号泣でした。
そうなんです。カメラマンはみな写真を通して何かを伝えたいんです。
この刑事ドラマは、ともすれば影に隠れがちな遺留捜査に焦点をあてた脚本が非常に優れていると思います。
自分が観た刑事ドラマのなかでまちがいなく5本の指に入るでしょう。
上川さんの演技も素敵ですが、今後気になるところが一点。貫地谷さんが段々引かれていきますよね。
どんな形で一クール終わるのか楽しみです。
そして続編を期待します。
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