小林旭、モンゴル観光大使に!70周年は「見送るような作品、歌を残したい」
2024/05/04
俳優で歌手の小林旭(85)が4日、東京・練馬区の光が丘公園で行われた「日本モンゴル文化交流取極締結50周年 モンゴル春祭りハワリンバヤル」に登場し、モンゴル観光大使に任命された。
同イベントは、モンゴルの歴史や文化、伝統などを紹介する祭り。小林は、同国の環境観光大臣から任命状を受け取り、「大変重要な役目を任されたようで、ちょっとドキドキしています」と喜びの挨拶。その後、自身の代表曲「熱き心に」など2曲を披露した。
まだ、モンゴルを訪れたことはないが、「大自然には憧れている」と言い、「任命をされた以上はやってみたい。とってもありがたいし、どこまで紹介できるのかが楽しみ。なるべく早い時期にモンゴルに行って見て来ようと思う」と気合十分。関係者から「スケジュールを見て、今年中に大使として(訪問を)予定している」と聞くと、「今、初めて聞いた」と顔をほころばせた。
大相撲ではモンゴル人力士に“旭”と付く名前が多く、「元大島部屋の親方の旭国の“旭”は僕の“旭”から付けた。それから大体モンゴル系の人は旭という文字を大事にして、旭天鵬も会うと『(漢字を)もらっています』って言っていた」と意外な縁も明かした。「モンゴルの国の人はなんだか肌が合う。チンギスハンの生まれ変わりだったらうれしいね」と冗談で笑わせた。
また、芸能生活70周年を迎え、「何だかあっという間で、結局70年という歳月を迎えるのは、里見浩太朗と俺と浅丘ルリ子の3人。3×7=21で、210年のパーティーでもやろうかって笑って冗談を言っている」と仲間内のやりとりを明かした。
70周年を祝う歌や、新たに映画を作る話なども出ており、「俺の歌を聞きながら涙を流してくれたり、喜んでくれる方が大勢いらっしゃるから、『小林旭、よかったね』って言って、(最後に)見送るような作品なり、歌なりを残していきたいと思います」と意気込んでいた。