大泉洋、安定の雨にボヤキ…菅野美穂には柳沢慎吾と「同じレベル」
2024/04/24
俳優の大泉洋(51)、女優の菅野美穂(46)らが24日、都内で、映画「ディア・ファミリー」(月川翔監督、6月14日公開)の家族決起会見を行った。
「ただ娘の命を救いたい」という一心で、小さな町工場を経営する父・宣政(大泉)と母が知識や経験もない中、人工心臓・カテーテルの開発に挑み、のちに世界で17万人もの命を救うことになる、家族の奇跡の実話を描く。
会見冒頭、雨男で知られる大泉は「もともとの予定でございましたら、外で会見をするはずだったのですが…」とボヤいて、後方の窓から雨模様の空をチラリ。「私にとって雨はデフォルトというか、当たり前の状態で、逆に幸先が良い」と強がり、「スタッフは『奇跡が起きて晴れたら外で』と言ったけど、そんな奇跡は起きないんだと。私のやる気とともに雨脚は強くなっております」と自虐で笑わせ、これに妻役の菅野も「1年以上前のクランクインも思い起こすと雨だったような気が致します! 雨降って地固まるでお届け致したいと思います!」と続いて、会場を盛り上げた。
また、大泉と菅野は今作が初共演だったが、トークの息はピッタリ。菅野は大泉について、「大泉さんはいろんな顔をお持ちで、番組も持っていますし、舞台もされますし、歌い手としても紅白にも出場されたりとか、それぞれの道でそこまで行けたらと思う所まで行けている人。ひょうひょうとした、たたずまいって大泉さんにしか出せないニュアンス」と絶賛。
一方、大泉は菅野について「明るい方だろうなとは思っていたんですけど、相当予想を突き抜けて明るい方でした。菅野さんが現場に入られると、控室の笑い声で分かる」と言い、「『やってきたな』と分かるのは、私の中では柳沢慎吾さん以来ですね。同じレベル」と評した。
「例えるなら山賊たちの晩餐みたいな笑い声が聞こえてくるんですよ。『親方、うまくいきましたね、今日も!キャーハッハッハ!』って」とモノマネを交えつつ、「エネルギーをもらえる歩くパワースポットみたいな人でしたね」と話した。