闘病中の宮川花子が5年ぶりにNGK本公演出演!「また2人で頑張る」
2024/04/23
血液がんの一種の「症候性多発性骨髄腫」で闘病中の夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川花子(69)が23日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で、2019年5月以来約5年ぶりに本公演で漫才を披露した。
ステージの「めくり」に2人の名前が出ると会場はどよめき、夫・宮川大助(74)が押す車椅子に乗った花子は「こんにちは」と挨拶。2人で座ったまま漫才がスタートし、夫婦生活48年で起きたさまざまな出来事を振り返ったり、闘病生活をネタにしたトークでは、花子が「延命治療しているから私の方が長生きする」と言い、笑いを誘う場面も。最後、花子は「これからまた2人で頑張っていきたい」と元気にアピールした。
公演後は会見にも応じ、「ありがとうございました、なんとか生きて戻ってこられました」とジョークも。“ホーム”であるNGKの本公演に立てたことについては、「うれしかったですね、楽しかったです」と喜んだが、この日は2ステージに出演し、「2回やるのは未知の戦いだった」と安ど。2ステージの後は、医師たちから心配されていた血圧が78まで下がっていたことも告白し、大助が「俺が頑張らないかんと思って」と言うも、花子からは「全然頑張れてなかった」としっかりツッコまれた。
客席からの声援に花子は「ありがたいです」と感謝し、同じ舞台に立った西川きよしやオール阪神・巨人からは「『頑張れよ! ファイトファイト!』とパワーをいただいた」と仲間からも力を得たことを明かした。
現在も抗がん剤などの治療を継続中。花子を献身的に介護している大助は「今、第二の恋愛中」とおしどりぶりを見せつけ、花子もそんな大助に感謝した。
久々のカメラのフラッシュに花子は「また元気もらえるな!」と笑い、「これからもどんどんやりまーす!」と力強く宣言した。
花子は2019年6月に「症候性多発性骨髄腫」の治療のため入院し、20年4月に退院していた。