宝塚音楽学校で入学式、新入生は「立派な舞台人になるよう限りない芸の道に精進する」
2024/04/19
兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校で19日、入学式が行われ、新入生40人が、タカラジェンヌへの第一歩を踏み出した。
倍率12倍の難関を突破した新入生40人は、緊張した面持ちで式に臨み、新入生の一人は「立派な舞台人になるよう限りない芸の道に精進することを今、ここに誓います」と語った。
音楽学校の村上浩爾(こうじ)理事長は昨年9月に宝塚歌劇団の女性が死亡した問題に触れ、「古くからの伝統や慣習が重なって過剰な負担や過剰な気遣いが生じている」、「時代に合わせて見直してアップデートしていく」と組織の風土改革を進めていくと話した。
新入生たちは2年間、声楽やダンスなどレッスンに励む。