太宰治の孫・石原燃さん、芥川賞の候補に
2020/06/16
日本文学振興会は16日、第163回芥川賞・直木賞の候補作を発表した。
芥川賞には、作家・津島佑子さんの娘で太宰治の孫にあたる劇作家・石原燃さんのデビュー小説「赤い砂を蹴る」がノミネートされた。芥川賞は他に4作品が候補入りし、直木賞は5作品が候補入りした。選考会は7月15日午後、都内で開かれる。以下、候補作。
■芥川賞
石原燃さん「赤い砂を蹴る」
岡本学さん「アウア・エイジ(Our Age)」
高山羽根子さん「首里の馬」
遠野遥さん「破局」
三木三奈さん「アキちゃん」
■直木賞
伊吹有喜さん「雲を紡ぐ」
今村翔吾さん「じんかん」
澤田瞳子さん「能楽ものがたり 稚児桜(ちござくら)」
遠田潤子さん「銀花の蔵」
馳星周さん「少年と犬」