W・スミス、初見は「美しいショックでした」
2019/10/17
米俳優のウィル・スミス(51)、女優の菅野美穂(42)らが17日、都内で行われた米映画「ジェミニマン」(アン・リー監督)のジャパンプレミアに出席した。
引退を決意した伝説的スナイパーのヘンリー(ウィル)が、秘密裏に作られた“若い自分のクローン”と対決し、巨大な陰謀に巻き込まれていく近未来アクションエンターテインメント。菅野はヘンリーをサポートするヒロインのダニー役で初めて実写の吹き替えに挑戦した。
登壇したウィルは「ミナサン、コンバンハ!」と日本語で挨拶(あいさつ)。「今回で10回目の来日になりますが、毎回もっともっと楽しくなっています」と来日を喜んでいた。
“現在の自分”と“若い自分のクローン”一人二役を演じたことについて、「今回は非常に面白い体験をしました。年齢と共に経験を積んで体に蓄積されて細胞や目に表れてしまうので、若いJr.の役を演じるにあたってナイーブさや純粋さを出すのが1番大変でした」と苦労を告白。
また菅野から「共演相手が自分自身というのはどういう気持ちか?」と質問されたウィルは「本当に奇妙な感じでした。Jr.を初めて見たのは8カ月くらい撮影が進んでから。初めてこのキャラクターを見た時は美しいショックでした。自分自身なんですけど、こんなことやっていないし…という感じで。でも、すばらしい体験でした」と振り返っていた。25日公開。