ストーリー

2月18日(日)放送

49王はここにいる

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 宇蟲王ダグデドによってチキューは壊滅状態になり、ギラ(酒井大成)以外の王様は全員倒れてしまった。たった1人でもギラは戦おうとするが、民たちを乗せたはずのコーカサスカブト城が墜落し、彼は絶望のどん底に突き落とされた…。
 絶体絶命のピンチの中で、王様たちが予想していないことが起きた。6王国の民全員が王様の意志に反逆し、戦場に駆け付けたのだ。その先頭に立つのは、「王に背く邪悪なる意志を抱く者は集え! 共に王を救うぞ!」と叫んだラクレス(矢野聖人)だ。王様たちは驚き、全員に逃げろと命じたが、ラクレスも各国の側近も民たちも自分の信念を曲げなかった。そのため王様たちは、さまざまな葛藤の末に彼らの決断を受け入れて、全員でダグデドとの最終決戦に挑むことに! しかし、ダグデドの人智を越えた力と、無数の手下、そして復活した宇蟲五道化によって、王様と民たちは追い詰められていった…。
 そんな中、さらなる意外な人物たちが現れた。それは、死の国「ハーカバーカ」からやってきた、デボニカ(佐倉綾音)、カーラス(吉井怜)、イロキ(雛形あきこ)、ディード(クラウス)、メタリー(ダーブロウ有紗)、ボシマール(福澤重文)、ネフィラ、デズナラク8世、そして…始祖の王・ライニオール! ダグデド一派との戦闘、ケガ人の治療、ダグデドを倒すために必要な「永遠の命」の代用品の開発、戦いに勝つための腹ごしらえの準備など、全員が自分に今できることを精いっぱいやった結果、戦況は劇的に変わっていった。
 絶望的な状況でもあきらめず笑顔なチキューの人々に、ダグデドはイライラ…。そんなダグデドに、いつもの高笑いをあげたギラと、復活した5人の王様が再び立ち向かう! 王様戦隊による、全宇宙を懸けた激しい戦いの結末が明らかになるのは、また次のお話…。

脚本:高野水登
監督:上堀内佳寿也
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)