前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー
 
 
12月7日 煩悩のかたまり?


見えるか、それとも見えざるか。

奥日光で、
滝の中に不動明王が見えると話題になっています。
これは確かめるしかありません。奥日光へ直行!!
日光は、すっかり紅葉も終わり、
いろは坂の両脇にも木の葉が積もっていました(11月22日取材)。
奥日光の3大名瀑といえば、
『竜頭の滝』、『華厳の滝』、『湯滝』ですよね。


真下にある観瀑台から見上げた湯滝。すごい迫力!


「ドドドドド!!!」という轟音が近づいてくると、
落差およそ70m、幅最大25mの豪快な滝が現れます。
これが湯滝。
湯ノ湖という、
温泉の湯が流れ込む湖から流れ落ちているのですが、
滝がお湯なわけではないようです。
ここから湯川へ流れ出て『竜頭の滝』となり、『中禅寺湖』へと流れていくそう。

さて、不動明王様は、どうやらこの『湯滝』の中にいらっしゃるようです。


もう一度見てみましょう。


皆さん、分かりましたか?


私には分かりません。


雑念のせいですか。煩悩があるからですか。


立木観音の不動明王を拝んでからもう一度チャレンジ?


あっ…


見えたかも?!



こんな格好でいらっしゃいますよね!!!



描いていただいた絵を見ると…やっぱり!



流水によってできた自然の岩の造詣。
怒りの形相をした修行僧のようにも、
滝に打たれながらグっと歯を食いしばっているようにも見えます。
10月のある日、どこかの修行僧のような方がいらっしゃって、
「あそこに不動明王が見えますね。」とおっしゃったのが、この騒動の始まりだとか。

水の流れによっても見え方も変わるのか、
テレビカメラを通して見るとなかなか映らないようで、
ましてや、携帯などで撮った静止画だとなおさら見えません。
でも肉眼で見ると…不思議と分かるんですよねぇ。
またまた〜と思う方もいると思いますので、
見えるか見えざるか、行って確かめるしか…ないのかも?!


近くには茶屋があり、早くもストーブが出ていました。



お団子や鮎もあるんですよ!囲炉裏で焼くこの光景、憧れます〜

   
 
    
前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー